イメージトレーニング


長所でもあるが、時にはそれが仇となる脳の特性。

うまく活かせば幸せ一杯、逆だと不幸の元!
脳の特性とはな何だろう?

人間の脳は今現在世の中に存在する最も高性能の最速コンピューターよりもさらにすばらしいといわれています。そのコンピューターよりすばらしい頭脳をうまく利用することにより、理想とする健康状態を我がものにすることは意外と簡単です。

脳には、今現在の状況を把握するという知覚能力がありますが、実際にはないことを思い描く想像力も装備されています。

もし仮に、今あなたが何かしらの病気で病んでいるとしたら、その苦痛を自覚するのも脳ですが、苦痛を感じつつも健康である自分の姿を同時に思い描くこともできてしまうのです。

その時、注目される脳の特性とは、脳で描いた内容がイメージ上のものであろうと、実際に起きた内容であろうと、脳自体はどちらも実際に起こり得た内容として認識、そして、記憶するという点にあります。

実際には病んでいる自分自身が今ここに居たとしても、健康である自分の姿を心の中にイメージすれば、脳は自分が健康であると錯覚するのです。

この場合、脳は自分にとって都合の良いものから優先順位を付けるようですから、たとえ今の状態が如何に悪くても、どんどん良いイメージ情報を脳の記憶層に送ることにより、脳に記憶される内容が悪い情報から良い情報へとすり替えられてゆくのです。

そうなると、脳の記憶に蓄積された情報通りの良き姿、つまり、本来の健康の姿になってゆくという現象が現実に起こるのです。

これがイメージトレーニングの筋書きですが、アメリカなどの欧米諸国では、実際にイメージ療法としてガン治療に取り入れられるなど、イメージ力の偉大さが評価されています。

実際に起きた内容も心の中でイメージされた架空の内容も、どちらもすべて現実として脳は受け取りますから、良きイメージをたくさん描けば良き経験をたくさん積んだことに等しく、逆に悪いイメージをたくさん描けばいつでも悪いことをしているように脳は自覚するのです。でしたら、良いイメージをたくさん持つに限ります。

イメージトレーニングは、ちょっとしたこつを理解すると、驚くほど効果が増大致します。実現させたい内容を描き出すときに、こころ深く静め、潜在意識といわれる領域より、実現させたいものをイメージすると良いのです。

ざわざわと粗雑な意識レベルより、一生懸命に手に汗して物事を思い描いても、なかなか実現しませんが、楽しい夢を見ていると同じような心地よい精神状態のときに、何気なく思い描く内容は実現への道を辿ります。

身も心もリラックスして、脳波で言えばα波(アルファー波)が出ているような落ちついた精神状態でモノを思い描く事が基本です。

意識活動が静まり、身も心もリラックスし、目覚めているのに潜在意識の領域をうまく活用できることが、質の高いイメージトレーニングには求められます。

イメージトレーニングとは、ただ単に思い描いて仮想を楽しむというものではなく、イメージしたものを実現させることに意味があるからです。それが出来なければ、ただ単なる空想、妄想で終わってしまい、実りなきものとなるからです。

練習を積みますと、物事が実現する確立は確実に増えてゆきます。人類の天敵とまで言われてしまったガン細胞ですらイメージの力により消滅する事ができるのです。この要領で、あなたの願い、「快腸」を静かにイメージしていただくと、快便になること確実です。