腸内細菌の乱れ

 
腸内細菌があなたの腸の中で一生懸命に働いてくれると、ご主人様のあなたがトイレで踏ん張ることが少なくなります。
 
「ああ、すっきり気分・・・」という感じでしょうか。
 
便秘の原因には、植物繊維の不足、運動不足、ストレス、などなど・・・いろいろとあります。ある便秘の専門家の人ですと、繊維不足を便秘の原因の筆頭にあげています。ある人ですと、運動不足の改善にもっとも力を入れていますが・・・ 
 
あえて、このサイトでは、便秘の原因の筆頭に、腸内細菌のバランスの乱れを揚げておきます。
 

その理由は・・

たとえ運動不足であっても、繊維不足であっても、腸内細菌のバランスさえしっかりしていれば、他の事は少しくらい手を抜いてもどうにかなるんだな~という事実を、今までたくさん見てしまったからです。
 
しかし逆に、腸内細菌のバランスが悪いようですと、他の如何なる良き方法を実践しても、思うような結果が出づらいうことも分かりました。
 
腸が老化するということは・・・
 
私たちの腸の中には、善玉菌(身体に良い働きをするから善玉菌)と、悪玉菌(身体に悪さをするから悪玉菌)と言われる相反する働きをする腸内細菌達が住んでいます。
 
普段、私たちは「良いものは受け入れたい。しかし、悪いものは排除したい」と考えますから、「悪玉菌はダメ、善玉菌だけはOK!」ということになりがちですが・・・
 
しかし、私たちが健康であり続けるためには,善玉菌だけではダメです。善玉菌が全体の7~8割 に対し、悪玉菌が2~3割の関係 このバランスがベストとなります。
 
ところが、私たち現代人は、高タンパク、高脂肪の食事を好みます。これらの食事は腸の中で腐敗し、アンモニアや硫化水素、フェノール、インドール、スカトールなど、身体に害のあるガスを発生させます。
 
すると、悪玉菌だけが異常に増えて善玉菌が少なくなり、善玉菌が全体の7~8割、悪玉菌が2~3割のバランスが乱れ、腸が老化してしまうのです。これが便秘を引き起こす大きな要因となります。

改善方法とは・・・

 
普段、何気なく暮らしている中で、私たちは肉眼ではとても確認できない小さな小さな微生物、たとえば腸内細菌のことなど、まったく意識しておりません。
 
しかし、私たちが毎日を健康で暮らすには、どうしても彼ら微生物の協力が必要となります。
 
腸内細菌には不思議な魅力があり、腸の健康、身体の健康のために絶妙な働きをしてくれます。もっと、彼らの協力を願いましょう。
 
具体的には・・・
 
腸内細菌のエサとなるオリゴ糖を毎日適当に採る。または、腸そのものの老化で、善玉菌の数が圧倒的に少なくなってしまった場合には、生きたビヒィズス菌を補給する。という方法をおすすめします。