記述式内観では、自らの内側から起こってくるネガティブな感情や思い、いわゆる、心のゴミと言われているものを、それが起こる「由来」によって、5つに分けています。
記述式内観を受けるにあたっては、以下の5つのゴミ由来のパターンをよくご理解頂いた上で、今現在の自分に最も適していると思われるテーマから、書き出し作業(ネガティブな感情や思いを紙に書いてみる)をはじめてください。
それぞれのテーマには、それ独自の部屋(間)の名前が付いています。 あなたが希望されたテーマについて、書き出し作業できるようにと、面接を通して、御希望の部屋へご案内させて頂きます。
例えば、「怒り」というネガティブな感情を例に、5つのパターンを説明させて頂きます。
(1)泉の間
怒りを感じる具体的な理由が見当たらないのに、 なぜか、自らの内側から、 怒りの感情が自然に湧き起こってくるという怒り
(2)自の間
自分自身に対しての怒り
(3)他の間
他者(両親以外)に対しての怒り
(4)事の間
人以外の「物事」に対しての怒り
(5)光の間
父、母に対しての怒り
「怒り」というネガティブな感情を例として、上記のように5つに分類してみましたが、実際には、ネガティブな感情には怒り以外にも、不安、悲しさ、虚しさ、寂しさ、憎しみ、怨み、・・・ と、たくさんの種類がありますから、今現在、あなたがどのような感情や思いに支配されてしまっているのかをよく見極めた上で、記述式内観に参加されると宜しいかと思います。
泉の間
「泉の間」では、自分自身の内側から、理由もなく、泉のように、とり止めもなく、湧い起こってしまうという「ネガティブ」な思いや、感情について、それを処理することがその目的となります。
自らの内側から湧いてくる感情や思いには大きく分けて、2種類あります。
一つには、誰かに対して、何かに対して、否定的な感情や思いが湧いてくる。という対象となる人物なり、出来事なり、モノなりがあるという場合の感情です。
ある人に「バカだな〜〜 お前は!」と言われて、カッとなる怒りの感情は、バカだと言った相手に対して向けられます。バカだと言われなければ、カッとは、ならなかったということになります。
そして、もう一つの感情ですが、たとえば、親しい人が亡くなったときには、誰でも寂しいものですが、そのような悲しみの対象がまったく存在していないのに、ただただ、漠然と、悲しみがこみ上げてくるというような、その感情が湧いてくるだろうと思われる由来(原因が見当たらない)がないのに、自然に湧き起こってくるネガティブな感情や思いを処理するのことを目指すのが泉の間です。
理由もなく、寂しい、悲しい、不安だ、落ち着かない、イライラする、腹立たしい、何かを破壊したい、すべてが壊れてしまう感じがする、恐怖、満たされない、虚しさ、空虚さ、すべてを否定したい、など、など、自然にわき起こってしまう、さまざまなネガティブな感情や思いを処理することが可能です。
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