集中内観 体験報告 NO.128

父は女性にだらしなく、妻子ある身でも、女性とおつきあいしたり、
女の子がいるお店に行くのが好きでした。
ゴミ出しを始めてすぐに、女に対してのだらしなさに怒りを感じて、
ひたすら、そのことを書きました。


その後いくつかかき出していくうちに、ほとんど家にいなかった父なので、
書くことが無くなってきました。
私は父と直接関わることがなく、私対父で見てみると、
そんなに嫌なことがあったわけではないことに気づきました。
そして、直接父と話をしたときは、父は私を一人の人間として、
きちんと対等に話をしてくれていたことに気づきました。


感謝の紙の方に、そんなことを書いていたら、とてもすがすがしく、
爽やかな気持ちになりました。
でも、ありがとう、という感謝の気持ちが湧いてこないので、
面接をして頂きました。

私と父との関係は綺麗になったけど、お父さんとお母さんの関係に
対するゴミがまだ出てきていないから、お母さんが可哀想、
という思いも、お父さんに対してのゴミなので、
書いてみてください、とご助言いただき、そのことに取り組みました。

父と母との夫婦仲は大変に悪く、
私はいつも母が可哀想でなりませんでした。
一人で寂しくて惨めな思いをしている母に、必死になって、
寂しさを感じないように、いつも寄り添っていました。
学校から帰っても、母を一人にするのが心配で、
友達と遊ぶこともなく、ずっと家にいました。

母は気持のやり場が無くて、私に辛く当たりました。
父のせいで、母は私に辛くするんだ、父のせいだ。
父が母に対して不誠実なことばかりをするから、私は母のために尽くし
本当なら楽しく子どもらしく過ごせるはずの子ども時代を
過ごせなかったと思いました。
全部お前のせいだと思いました。
そのことを書いて書いて書きまくりました。

ある瞬間に、子どもらしく子ども同士で遊んだことはなかったけど、
私にはその方が心地よかったのかもしれない、という思いが湧きました。
同じ年代の子と遊ぶことは、私にはとても苦痛でした。
思ったことが言えず、傷つくのが怖くて、一緒に遊びたくありませんでした。
母を守るんだ、私が幸せにしてあげるんだ、という思いは、
そういう自分にとっては厳しい現実を避けるためのいい口実でした。


その瞬間、すべて父のせいにしていたんだ、私は父を憎み
嫌うことで私の中のバランスをとっていたんだと思いました。
私は誰かのせいにしなければ、いられなかったのです。
私が人付き合いが苦手で、友達と遊べなかったのは、
父が悪いのではなく、自分自身の問題でした。


母と一緒にいることが、一番安全で安心していられたのです。
そうしていられるように、一番いい環境を作ってくれていた。
これは源様が与えてくださった愛なんだと気づきました。


自分の問題をみることなく、変わりに何十年も、
私に恨まれ続けてくれた父には感謝の気持ちしかありません。
これからは、親のせいにはせず、自分ときちんと向き合って
いこうと思います。
ありがとうございました。