集中内観 体験報告 NO.16

先月の内観ありがとうございました。

まず初めに、私のゴミ出しは生みの親、育ての親と単純計算でも2倍のゴミが溜まっているので、一度に出し切るのは難しいけれど、出せるところまで出してみようと思って参加しました。

幼い頃に離婚して記憶のない生みの母親、アダルトチルドレンの生みの父親に関して相当ゴミが溜まっていると「ゴミ出し」のコラムを読んで納得していました。

私は実家を早くに離れて、根無し草の様に色々な土地を転々としました。親とも上手く行かないし、どこに居たら良いのか分からなかったんだと思います。

今迄を振り返ると、大抵物事が上手く行く直前で急にどんでん返しで上手く行かなくなる事が多い人生でした。

そんな経験から、諦め調子の冷めた感覚を身に着け、結果を見ないと安心できないと常に冷めていたし、感謝も足りませんでした。

上手くいかないと、やっぱり喜ぶのは早かったんだと結論付けたり、良い事があっても油断してはいけないと警戒していました。それほど、急に事態が変わることが多かったのです。

小野先生の言葉をお借りすると、「ありがとう貯金」から身銭を切って生きているような感覚があり、貯金の仕方を知らなかった私は、どんどん自分の徳が削られて何時かポキッと折れてしまうような感じが長年あったのです。

私はカルマを信じて、悪い事が起こると「生まれる前の私は一体どんな悪い事をしてこんな親の元に生まれしまったんだろう」と親の問題もさる事ながら、きっと自分が悪い事をしたから今こんな目に遭うんだと自分を責めていました。

私が頑張っても、親のカルマ、自分のカルマの返済で一生の徳を使ってしまうんじゃないかと思っていた位です。

内観に対しても、少しでも親の借金(カルマ)を減らして行きたいと考えていました。お金の流れと一緒で、借金を減らさないと、貯金(徳)は増えませんからね。

内観を知るまでは、本能的に何か間違っているから修正しなければと感じてはいたものの、何をどうしたらいいのか分からずじまいで、場当たり的な対処をするので精一杯のところまで来ていたのです。

小野先生に私の思っているカルマの件をお話したところ、「大元の親の愛はカルマを越える」と言われました。それを聞いて、随分気持が楽になりました。

内観の書き出し作業で、生みの父親の気持ちに少しだけ触れた瞬間がありました。まだ許す事は出来ませんが、多分こんな気持ちだから私を育てる事が出来なかったんじゃないかと気付きました。

もう15年以上会っていない父親の感覚が、紙の上に現れるなんて不思議ですね。これが、親子の繋がりというものなんでしょうか。文句もまだまだ沢山ありますが、ゴミが無くなれば必ずすっきりすると思います。

初めての内観を終えて、随分笑顔が増えました。当たり前の事に感謝をする、笑顔が笑顔を呼ぶということも少しずつ実感しています。良い連鎖反応が起こるんですよ。

私の経験ですが、親の問題ほど近すぎて人に打ち明けにくいものです。小野先生の「ゴミ出し」のコラムを読んで、これだ!と直感で内観を申し込みました。

終了後の皆さんのひたむきな表情や笑顔、はたまた頑張った後の涙を見るだけでも私は価値があったと思います。一人で悩んで、私が一番大変と思っていた気持に反省です。

参加して本当に良かったです。ありがとうございました。来月も宜しくお願い致します。