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初めての内観ということで少々緊張しておりましたが、
リラックスしながら、父に対するゴミ出しが行えました。
父のいやなところ、傷ついたことを書き出していると、
何時の間にか、自分自身に対して内観をしているような気がし
てきました。面接担当の方にそのことをお話すると、父と自分
がシンクロして同時に浄化されているとの事でした。
正に、父は私の心の鏡となっていた訳です。
先生の面接の時、ここ5年ほどの、大きな出来事ではなく、
さらに昔の、小さな出来事に意識を向け、ゴミ出しするように
とのアドバイスを頂きました。
小さいころは、父の仕事の関係で平日が休みだったので、
日曜日に父と過ごした記憶があまりありません。
寂しかった。
愛が欲しかった。
と感じていたのかもしれません。
ぼんやりとそのような感情に身をまかせ、
瞑想していると、ふとイメージが浮かびました。
防空頭巾をかぶり、米軍の機銃掃射から逃げている父がいま
した。その瞳は少し悲しげで、それでいて、私の心を見透かし
ているように遠くを見ておりました。
その瞬間、解りました。
戦中、戦後の物のない時代を体験した父は、何にもまして家
族に物質を与える事が、父の愛情表現だったのです。
そのために、多大な借金をし、家族に迷惑をかけても・・・
父を赦す気持ちで一杯になりました。
さらに、何で今私はここで記述式内観を受けているのだろう?
という疑問が湧いてきました。しばらく瞑想していると、気付
きという言葉が浮かんできました。
そうです。私に、この瞬間に、学び、気付かせるために、父
はあえてそのような役を演じてくれていたことが、今はっきり
と解りました。完璧なタイミングの完璧な筋書きのプログラム
です。
これが父の本当の究極の愛だと解りました。
「お父さん、色々学ばせて頂き、また、気付かせて頂きありが
とうございます。」
心の底から、感謝の気持ちが湧きあがりました。
心が、羽根が生えたように軽くなりました。
ほんの少しだけ、魂がバージョンアップしたようです。
合掌