「光の間」は、先程、ご紹介しました4つの内容とは少しだけ様子が異なります。1から4までの「間(テーマ)」では、対症療法的な意味合いがあり、そのテーマとなる感情や思いを処理することを目的としているからです。
しかし、この第五番目の光の間では、親子関係というテーマを利用して、自分の両親を鏡として、自分自身の内に気づく、または、自分自身の内側に光明を見出すということを前提としており、前者4項目(間)とは大きく異なっています。
ここに至って、始めて記述式内観が目指す「自己確立」が得られます。もちろん、その過程において、ご自身の両親に対する気持ちが180度変化します。また、自分と両親との関係が改善されることで、逆に、自分自身が親であった場合には、子育てのストレスや不安からも解放されてゆきます。
最初から「光の間」を選択されても結構ですが、場合によっては、始めは、泉の間、自の間、他の間、事の間のいずれかを選択されて、今現在、自分自身が直面している問題をある程度、解決しておいてから、最終の段階として「光の間」に進んで頂いても結構です。
数年前に記述式内観を一般公開し始めた当初は、「両親に対して」という親子関係をテーマとして、書き出し作業をしていただく「光の間」だけしかありませんでした。
しかし、実際に記述式内観を体験された方々の様子から、まず最初に、今現在、最も自分自身が束縛されているネガティブな感情や思いを解決することから始めないと、「父、母に対して」ということを前提に作業を始めても、先には進めないという人がいらっしゃるということが分かりました。
たとえば、会社の上司との人間関係のトラブルが気になってしまい、ストレスが溜まり、夜も眠れなくなってしまったよ〜〜 という方に対して、父、母への内観をお薦めしても、上司との問題は解決されいくいということです。
そして、今現在、抱えている一番身近な問題が解決したら、次ぎには、両親に対しての内観をして頂くことをお薦めします。
光の間での作業としては、今まで紹介してきました両親に対しての内観を中心に行ってゆきます。
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