吉本式内観法/元祖内観

 
内観法とは、今から半世紀も前に、吉本伊信先生というお方が、浄土真宗の修行体系のひとつ「身調べ」と呼ばれていた自己省察法を土台に、我々一般人にも簡単に出来るようにと開発された自己啓発法の一種です。
 
「身調べ」といわれる方法自体は、宗教的意味合いの強い、厳しい修行方法でしたが、宗教にまったく関係のない我々一般人でも気軽に実践できるようにと、吉本先生のご考案により「内観法」という形に編成されました。
 
内観法は、心の悩みや心の病い等、心のケアーが必要な場合には心理療法の一つとして、病院などでは応用されているようです。
 
我々一般の方を対象とした内観の場合には、自分自身を見つめるということを通じて、真の自己を発見することを目指します。
 
真の自己の確立とは、古くから仏教等で言われ続けてきた「何事にも感謝できるこころ」を体現することに置き換えることができますが、内観(己の内を観る)を通じて、自からの内側を深く、深く、掘り下げて観察してゆくと、最終的には誰もが「何事にも感謝できるこころ」に到達できるとブッタは語っておられます。
 
実際に、さまざまな心の問題、人間関係のトラブル、夫婦間の問題、非行、いじめ、家庭内暴力、心身症等で苦しんでいる人々が、吉本先生の内観法を受け、短期間のうちに、めざましく改善されています。
 
私の場合には、直接、吉本先生から内観のご指導を頂く機会はございませんでしたが、吉本伊信先生の指導を受けて「何事にも感謝できるこころ」を体得され、真の自己を発見するに至った故 柳田一鶴先生(栃木県内の内観所、瞑想の森を主催)から、内観のご指導を頂きました。今から30年位前のことです。
 
 
内観に関する内容について、詳しく知りたい方は、下記の書籍を参考にされて下さい

 驚異の自己活性法     柳田鶴声著 (同友館)
 内観法入門        村瀬孝雄監修(誠信書房)
 内観法四十年の歩み    吉本伊信著 (春秋社)
 内観 理論と文化関連性  村瀬孝雄著 (誠信書房)
 活力創造への道      柳田鶴声著 (いなほ書房)
 愛の心理療法 内観    柳田鶴声著 (いなほ書房)
 家族-心のメッセージ-  清水志津子著(いなほ書房)
 忘れていた"心の宝"と出会える本 三木善彦著 同朋舎

 
吉本先生が考案された内観ですが、大きく2に分けることができます。
自宅において自分1人で行う自己内観と、内観研修所等で、先生から指導を受けながら集中的に行う集中内観です。
 
通常、内観法という場合には「集中内観」のことを示唆していることが一般です。
 
 

「集中内観」とは

 
研修所等においての内観(集中内観)では、通常1週間、研修所に泊まり込んで、朝から晩まで、一日中、ただ、ひたすら自分に課せられたテーマについて、過去の自分を振りかえります。
 
与えられたテーマについて、思い出す作業をするのです。(座り方は自由、必ずしも座禅のように足を組む必要はありません)
 
思い出された内容(過去の思い出)は、だいたい1時間から2時間くらいの間隔で、面接という形で、内観者から指導者へと報告され、それに対して、指導者から内観者へ適当なアドバイスが行われます。
 
この作業の繰り返しを1週間、行います。それが、集中内観です。
 
調べる内容ですが、まず最初は両親に対して、自分自身の気持ちや態度が、過去、どのようであったのか?
 
 あるテーマに添って調べてゆきます。具体的には、たとえば、・・・
 
(1)母親から、して頂いたこと
 
 例えば、小学校一年生の時、お弁当を忘れたら、母がわざわざ学校まで届けてくれた。・・・ などなど出来るだけ、具体的に想い出して行きます。
 
(2)母親に対して、 迷惑かけてしまったこと
 
 例えば、中学三年生の時、腹が立って、母が大切にしていた花瓶を壊してしまった。・・・ などなど出来るだけ、具体的に想い出して行きます。
 
(3)逆に、母親に対して、自分がして返したこと
 
 例えば、中学一年生の時、母がカゼを引いて寝ていたので、薬局へ薬を買いに行った。・・・ などなど出来るだけ、具体的に想い出して行きます。
 
 このように、集中内観においてやることといえば、上記の赤字下線の3つのテーマについて、できるだけ具体的に思い出してゆくのです。
 
 この作業を、母親だけでなく、父親に対しても、または、家族等に対しても、してゆくのです。ただ、それだけですから、簡単というか、とてもシンプルです。
 
 その時々で、調べる対象が、母親であったり父親であったりと、面接者の指示によって変わりますが、過去に自分と関わりあった人物が入れ変わるだけのことで、調べる内容(3つのテーマ)そのものは、常に一貫しています。上記(1)から(3)の下線の3つのテーマです。
 
 内観では、この3つのテーマについて、深く調べて行くのですが、この3つのテーマを設定されたという点が、創始者の吉本先生の偉大な智恵であり、後々、多くの方が、その内観によって、自己変革できたという所以ともなるようです。
 
 迷惑掛けたことはたくさんあるよ。それに対して、自分がして返したことなど、ほとんどなかったよ。してもらった事ばかりで、申し訳ないというか、ただ、ただ、ありがたいな~~ というような心境になってしまうようですね。このような心境になれると、もはや、人生観が変わってしまって、それ以降は、とても、幸せな気持ちで暮らせるようになります。
 
 このように、吉本先生が考案された従来の内観では、すごく成果が上がっているようです。多くの方が、内観によって救われたという報告が多々あることも事実です。
 
 吉本先生には、ただ、ただ、感謝の気持ちです。ありがとうございます。

吉本式内観法/元祖内観

 
内観法とは、今から半世紀も前に、吉本伊信先生というお方が、浄土真宗の修行体系のひとつ「身調べ」と呼ばれていた自己省察法を土台に、我々一般人にも簡単に出来るようにと開発された自己啓発法の一種です。
 
「身調べ」といわれる方法自体は、宗教的意味合いの強い、厳しい修行方法でしたが、宗教にまったく関係のない我々一般人でも気軽に実践できるようにと、吉本先生のご考案により「内観法」という形に編成されました。
 
内観法は、心の悩みや心の病い等、心のケアーが必要な場合には心理療法の一つとして、病院などでは応用されているようです。
 
我々一般の方を対象とした内観の場合には、自分自身を見つめるということを通じて、真の自己を発見することを目指します。
 
真の自己の確立とは、古くから仏教等で言われ続けてきた「何事にも感謝できるこころ」を体現することに置き換えることができますが、内観(己の内を観る)を通じて、自からの内側を深く、深く、掘り下げて観察してゆくと、最終的には誰もが「何事にも感謝できるこころ」に到達できるとブッタは語っておられます。
 
実際に、さまざまな心の問題、人間関係のトラブル、夫婦間の問題、非行、いじめ、家庭内暴力、心身症等で苦しんでいる人々が、吉本先生の内観法を受け、短期間のうちに、めざましく改善されています。
 
私の場合には、直接、吉本先生から内観のご指導を頂く機会はございませんでしたが、吉本伊信先生の指導を受けて「何事にも感謝できるこころ」を体得され、真の自己を発見するに至った故 柳田一鶴先生(栃木県内の内観所、瞑想の森を主催)から、内観のご指導を頂きました。今から30年位前のことです。
 
 
内観に関する内容について、詳しく知りたい方は、下記の書籍を参考にされて下さい

驚異の自己活性法
   柳田鶴声著/同友館
内観法入門 
  村瀬孝雄監修誠信書房
内観法四十年の歩み 
  吉本伊信著春秋社
内観 理論と文化関連性 
  村瀬孝雄著誠信書房
活力創造への道 
  柳田鶴声著いなほ書房
愛の心理療法 内観 
  柳田鶴声著いなほ書房
家族-心のメッセージ- 
  清水志津子著いなほ書房
忘れていた心の宝と出会える本 
  三木善彦著同朋舎

 
吉本先生が考案された内観ですが、大きく2に分けることができます。
自宅において自分1人で行う自己内観と、内観研修所等で、先生から指導を受けながら集中的に行う集中内観です。
 
通常、内観法という場合には「集中内観」のことを示唆していることが一般です。
 


「集中内観」とは

 研修所等においての内観(集中内観)では、通常1週間、研修所に泊まり込んで、朝から晩まで、一日中、ただ、ひたすら自分に課せられたテーマについて、過去の自分を振りかえります。
 
与えられたテーマについて、思い出す作業をするのです。(座り方は自由、必ずしも座禅のように足を組む必要はありません)
 
思い出された内容(過去の思い出)は、だいたい1時間から2時間くらいの間隔で、面接という形で、内観者から指導者へと報告され、それに対して、指導者から内観者へ適当なアドバイスが行われます。
 
この作業の繰り返しを1週間、行います。それが、集中内観です。
 
調べる内容ですが、まず最初は両親に対して、自分自身の気持ちや態度が、過去、どのようであったのか?
 
 あるテーマに添って調べてゆきます。具体的には、たとえば、・・・
 
(1)母親から、して頂いたこと
 
 例えば、小学校一年生の時、お弁当を忘れたら、母がわざわざ学校まで届けてくれた。・・・ などなど出来るだけ、具体的に想い出して行きます。
 
(2)母親に対して、 迷惑かけたこと
 
 例えば、中学三年生の時、腹が立って、母が大切にしていた花瓶を壊してしまった。・・・ などなど出来るだけ、具体的に想い出して行きます。
 
(3)逆に、母親に対して、自分がして返したこと
 
 例えば、中学一年生の時、母がカゼを引いて寝ていたので、薬局へ薬を買いに行った。・・・ などなど出来るだけ、具体的に想い出して行きます。
 
 このように、集中内観においてやることといえば、上記の赤字下線の3つのテーマについて、できるだけ具体的に思い出してゆくのです。
 
 この作業を、母親だけでなく、父親に対しても、または、家族等に対しても、してゆくのです。ただ、それだけですから、簡単というか、とてもシンプルです。
 
 その時々で、調べる対象が、母親であったり父親であったりと、面接者の指示によって変わりますが、過去に自分と関わりあった人物が入れ変わるだけのことで、調べる内容(3つのテーマ)そのものは、常に一貫しています。上記(1)から(3)の下線の3つのテーマです。
 
 内観では、この3つのテーマについて、深く調べて行くのですが、この3つのテーマを設定されたという点が、創始者の吉本先生の偉大な智恵であり、後々、多くの方が、その内観によって、自己変革できたという所以ともなるようです。
 
 迷惑掛けたことはたくさんあるよ。それに対して、自分がして返したことなど、ほとんどなかったよ。してもらった事ばかりで、申し訳ないというか、ただ、ただ、ありがたいな~~ というような心境になってしまうようですね。このような心境になれると、もはや、人生観が変わってしまって、それ以降は、とても、幸せな気持ちで暮らせるようになります。
 
 このように、吉本先生が考案された従来の内観では、すごく成果が上がっているようです。多くの方が、内観によって救われたという報告が多々あることも事実です。
 
 吉本先生には、ただ、ただ、感謝の気持ちです。ありがとうございます。