<<<21世紀は考える時代から感じる時代へ>>>
最近、書店ではプラス思考に関する本がよく売れていると聞きます。積極的にプラス思考をしようという働きかけが世の中で起きている証拠ですが、裏を返せば、意識的にプラス思考をしないと暮らせないようなネガティブな世の中になってしまったということでしょうか。
プラス思考の反対はマイナス思考ですから、どうせ何かを考えなければならないのが人間の頭脳でしたら、マイナスよりプラスのことを考える方がいいに決まっていますが・・・
でも、なぜ意識的にプラス思考をしなければならないのでしょうか。
たぶんそれは本人が意識しようとしまいと、マイナスの流れをどこかで感じてしまっている自分自身がどこかにいるからでしょう。
例えば、ガンになってしまったとして、「私のガンは治るから別に心配しなくても・・・」と、自然にそう感じられてしまう人に意図的なプラス思考など、必要あるでしょうか。
意図的なプラス思考には落とし穴が・・・
病気を治したいから意欲的にプラス思考をする。というのもよいアイディアかもしれませんが、その背景には、「もしかしたら治らないかもしれない・・・」と感じてしまっている自分がどこかにいるから・・・ という逆の事実にも目を向けていただければと思います。
意図的なプラス思考には、ありのままを感じている自分と、それを認めたくないから理想とする方向へ自分をリードしようとする自分と、二人の自分が存在します。
一人の人間の中に二人の人格があるのですから、考えようによっては分裂思考であり、自らの内側に葛藤を生じさせてしまう原因ともなります。
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我々は不安を感じるとそれを打ち消すために、意図的にプラス思考を不安な心に注入しようとします。
「大丈夫だ、大丈夫だ!」と自分に言い聞かせるように。
この作業により100%不安が消えてくれれば、それはそれでよいでしょう。
しかし、意図的にプラスの事を思えば思うほど不安になったり、不安な原因がどこから来ているのかを確認できないまま、心の中が見せかけのプラス思考で一杯になるのは、危険です。
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物事は考えたように動くのではなく、感じたように動く。
いまの世の中に必要なのは、マイナス思考をプラス思考に変えるためのテクニックを学べる「考え方教室」ではなく、どうすればマイナスに感じていることをプラスに感じられるようになれるかを学べる「感じ方教室」なのです。
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物事を感じている意識は、物事を思考する頭脳より、ずっと奥深い意識の領域にあります。ですから、感じてしまったことを意図的にコントロールしようと思っても、そこには無理が伴います。 |
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まとめ
● 今のあなたが感じていることを大切にしましょう。些細な事でもそれを感じているあなた自身を大切にしましょう。ここからすべては始まります。本当はそう感じていないのに、意識的にそう感じたように自分をコントロールするのは、ちょっとの間、休んでみましょう。
● 感じているもが何であれ、それを素直に受け入れ、それをじっと感じ続けてみましょう。もし仮に、感じている内容がマイナスの事であったとしても、ただ感じ続けているうちに、感じている内容が徐々にプラスの方向へ変化してゆくのを感じられるかもしれません。
● 実は、マイナス思考をプラス思考に変えてゆく原動力は、意図的に良いことを思い念ずる思考力からは生まれません。「強く思えば理想が現実になるんだ」式のやり方ではないのです。
では、何が、私達をプラス思考へと転化させてくれるのでしょうか。
● 人はエネルギー(精気)に満たされると、プラス思考が自然にやってきます。自然の豊かな場所にいて、清々しい気持ちでいるとき、心はネガティブなことは考えないでしょう。自然から、エネルギーを頂いた証拠です。
もし借りに、今あなたがマイナス思考にとりつかれてしまったとしたら、そこから抜け出せる近道は、気を充電すること、すなわち、エネルギーを満たすことかもしれませんよ。
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