自然の恵み(酸素)を充分に摂り入れる長 〜くて、深〜い腹式呼吸は 自律神経を整え、血液をきれいにします。
ある人が面白いことを言っていました。「人は皆、一生のうちに同じ回数だけの呼吸をします」と・・
仮に、我々の一人一人が、一生のうちに100万回の呼吸を許されているとしたら、誰もが皆100万回まで自由に生きられるということになります。
あくまでも仮定ですが、もしそうなると、小刻みに呼吸をしている人は早い時期に100万回のすべての呼吸をし尽くしてしまうことになり、ゆっくりの人は100万回をすべて終えるまでに相当の期間がかかり、呼吸が短かった人よりも、長く生きられるということになります。
私の友人でガンになってしまった人がいます。幼なじみでしたのでよく枕を並べて寝たことがあります。時々、彼が寝ているときに私が目を覚ますと、彼の寝息はとても小刻みで浅かったという印象がありました。
その当時、私はヨガをしていたので、こんなに浅く短い呼吸をしていると体に良くないよな〜〜 と、そんなことを心配していましたが、それから数年後、彼から「今、俺、ガンで入院しているんだ・・・」という知らせをもらいました。何となく悪い予感が的中してしまったというわけです。
呼吸が浅く短い人は不健康になりやすい。これは医学的見地からしても納得できる内容です。一つには、呼吸は酸素と二酸化炭素とのガス交換ですが、呼吸の浅い人はそれがうまく行われない状況にあります。
仮に、肺の容量を100とした場合、呼吸の浅い人は息を吐くときに100のうちの30だけしか古い空気を外に出すことがでません。残りの70はそのままの状態でsy。再び吸うことにより新しい空気が肺に入ってきたとしても、残りの70は古いままです。充分に酸素が供給されませんと血液は新鮮さを失い、濁った血液は様々な病気の引き金となります。
人と自然の関わり、そして、呼吸
私たちはなぜ、病気になるのでしょうか。 答えは「自然の摂理に反した生活が体に悪影響を及ぽしたから」 人間はもともと大自然の産物です。ところがいま、私たちは食品添加物や化学薬品などの人工物に囲まれ、多くのストレスにさらされ、健康を害しています。
心と体を健康に導くには、体を自然な状態に戻す、つまり「本然一体」となる必要があるのです。そのために最も大切なのが、自然の恵み、酸素を体内に正しく摂り入れる呼吸法なのです。
注、「本然一体」とは、「人間が大自然と一体化する」という意味です。
なぜ呼吸法が大切なのか。
機能面と精神面から説明する必要がありますが、まずは機能面から・・・
呼吸は体内の二酸化炭素と空気中の酸素の交換作業です。大量の空気を吸い、吐くことで、この交換はよりダイナミックに行なわれます。そして、血液中にはたっぷりと酸素が含まれるわけです。この血液はやがて脳に送り込まれます。
私たちが体験する多くの病気は脳の働きの低下に関係するともいわれています。たとえば消化不良。脳内の胃腸の働きをを司る部分が故障して、「食べ物を消化しろ」「排泄しろ」といった命令が胃腸に正確に伝わらないために起こります。
その治療には内臓そのものの治療と同時に、根本原因である脳を活性化しなければなりません。そこで必要なのが、酸素を十分に含んだ血液なのです。きれいな血液を脳に送ることで、弱った脳の機能が活発になり、その結果体の末梢部分も正常に活動し始めるのです。
次に精神面から呼吸法を考えてみましよう。
あなたは仕事で大失敗してしまいました。きっと上司にひどく叱られるでしょう。しかし、いまさら取り返しはつかない・・・。そんなとき、あなたの呼吸は浅く、速くなりませんか?
精神状態と呼吸とは2つの歯車のように連動しています。呼吸法ではこれを逆に利用します。つまり、呼吸を整えることで心を安らかな状態に導くのです。呼吸は自律神経が司ります。この自律神経はストレスにも関係しています。呼吸を正すことで自律神経も整い、ストレスも軽減され、落ち着いた気持ちになるのです。
世の中には様々な呼吸法が存在します。そして、それらを指導する団体も様々なものがあります。しかし、要点はどこでもほとんど同じですから、自己流で始めるより、初めのうちは縁のある誰かについて習うことをお薦めします。当ホームページの関連団体ではありませんが、以前、私個人が習いに行ったことがあります。お薦め呼吸法です。
調和道協会の呼吸法、東京都荒川区西日暮里 3-10-31 電話 03-3827-5123
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