某スポーツ紙インタビュー風景
某スポーツ紙君 : 最近どうです?
イチロウ選手 : 困った事に、あまり体の調子が良くないのですよ。
某スポーツ紙君 : 何か気になることでもあるのですか?
イチロウ選手 : いや、別に・・・
某スポーツ紙君 : 不調の原因はどんなところにあると思いますか?
イチロウ選手 : 良く分かりませんね???
某スポーツ紙君は心の中で、「イチロウ選手でも調子の悪いことがあるんだな〜」と思い、そして、「俺はいつでも健康だけれど、彼は何か不摂生でもしているのかな〜」と、思わず彼の顔を見上げ、苦笑い。
実は、ここが 闇の入口 !
彼の言う「不調」とは、彼の感覚の中で感じられるいわゆる「主観的不調」であり、誰よりも誰の方が・・・というような他人と比べてのもの(相対的)ではないということです。
下記の表では、その様子をグラフ化しました。彼の言う不調とは、我々が稀に味わえるかどうかという最高状態より更に相対的には高いものかもしれません。
いや、あれだけの成績を残してしまう彼ですから、たぶんそうでしょう。
健康状態を知るには、二つの視点!
客観的立場から自らの健康状態を他人と比較する相対的評価と、他人と比較することなしに、あくまで主観的立場から自分の健康状態を把握する絶対的評価と、健康感はこの二つの視点から見られます。
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名前 |
相対的健康指数 0点 ーーー> 50点 ーーー>100点 |
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イチロウ |
*** (85〜95点) |
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健太 |
******* (60〜80点) |
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並夫 |
******* (35〜65点)
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ノビ太 |
***** (20〜40点) |
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ドン吉 |
*** (10〜20点) |
※ 相対的健康指数とは、私が勝手に作った単語です。 あくまで例えとしてイメージ強化に役立てば・・・
登場人物の紹介
イチロウとは、かの有名な野球選手、オリックスのイチロウのことです。相対的健康指数が最悪のときでも85点、調子の良いときには95点にもなりますから、極めて健康バランスが優れていることをこのグラフは示しています。
健太クンとは、健康自慢のいわゆる健康児タイプの人、親より丈夫な体を恵まれ、まったく健康のことなど考えなくても、ただ普通に生活しているだけで健康維持ができる幸せ者です。最好調のときが80点ですから、イチロウレベルの心地よさにあと一歩というところです。
並夫クンとは、今現在、一応、健康(これといった病気をしていないという意味)ではあるけれど、ときどき肩が凝るとか、だるいとか、いつも健康に気を付けていないとバランスが崩れてしまいそうな、半健康人タイプの人です。今の日本人はほとんどがこのタイプに属します。
ノビ太クンとは、もうすでに何かの病気が発病し、その症状に悩まされている人のことです。ただし、病気といっても回復しないような重症なものではなく、一時的なものですが・・・
ドン吉クンとは・・・、このタイプの方は非常に問題があります。突然死とか、末期ガンに象徴されるように、自らの体が崩壊(いわゆる死)する直前になるまで自分がどのような健康状態にいるのかさえ分からないというタイプの人達がここに入ります。
グラフの解説
イチロウレベルにいる人は、最悪の状態でも相対的健康指数が85点より下がりません。それに比べ健太レベルの人は、最高の状態であっても80点ですから、イチロウレベルの心地よさを未だ体験したことがないということになります。つまり、イチロウレベルの人がどんなに調子が悪いとしても、健太レベルの人より健康状態が良いということがいえます。
逆に、ドン吉レベル の人は、「今日は絶好調だ・・・」と言っても20点ですから、並夫レベルの40点にはほど遠い訳です。ましてやイチロウレベルというものがどのようなものであるのか、未だ知る由もありません。
せめてこのホームページを参考に、イチロウレベルの存在を頭で理解した上で、そこを目指すんだという気持ちを持って下さい。
一度にイチロウレベルにまではジャンプすることはできませんが、ノビ太レベル、並夫レベル、健太レベル、と徐々にイチロウレベルに近づきます。
イチロウ選手の強さの秘訣を分析
イチロウレベルにいる人には 何が起こっているのでしょうか。
■ 体の感覚が非常に鋭敏になる
例えば・・・
最も体の調子の良いときに、自分の身体感覚を頼りに(鏡は見ないで)真っ直ぐに立ってみてください。
この時の感じを良く覚えておいて、次ぎに調子が悪いと感じられるときに同じことをします。人間の体には正中腺(中心線)というものがありますが、身体の調子が最高の状態と最悪の状態では、頭の頂上(百会)、もしくは、鼻の位置が、そのときどきで、左右どちらかに多少傾きますが、イチロウレベルにいる人にとっては、その差がたとえ数ミリであっても非常に気になるようです。
逆に、ドン吉レベルの人では、2〜3センチ狂っても、いっこうに気にならないようです。
また、たとえば・・・
仮に体重が50kg ちょうどの人がいたとします。人間の体には左右2本の足がありますから、その方の重心が左右均等な位置、つまり、中心にあれば、右左両足に25kg
づつのウエイトが掛かることになります。(体重計を二つ用意し、各体重計に左右の片足ずつを載せれば、この検査のセッテイングはOKです。
左右がピタリ同じというバランス感覚の人はほとんどいませんから、たとえば、右足が 25.7 kg、ならば、左足が 24.3 kg になります。
並夫レベルの人ですと、0.5kg
も右足に重心がずれたとしても別に問題なく暮らせることですが、イチロウレベルの人ですと、0.5kg も右足に重心がずれたとしたら、それはそれは、もう大変なことになるわけで・・・
たぶん本人は、「体が気持ち悪くて、気持ち悪くてどうしようもない」という、そんな感じになるでしょう。
イチロウレベルの人は体の感覚が極めて敏感ですから、多少の体の異変でもいち早く察知することができます。その違和感が普通の人でしたら気にならないことでも気になるのです。ですから、トラブルの初期のうちにそれを感じ取り、問題に対する対処がすばやくでき、大事にはいたらないで済むのです。
■ 思うように体が動く
スポーツに限らずどの世界であっても、それを真剣にやる人達にとっては、それが野球であろうと書道であろうと「これが理想の体の動かし方」ということを頭では理解しています。
ただ、思い描いているように実際に体が動いてくれるのかというと必ずしもそうではなく、そのように体が自然に動いてくれるためにはイチロウレベルにいる必要があるのです。
健康状態が極めて優れていると、脳細胞から、神経細胞、筋肉、骨など、すべての器官が一丸となって一つの動作に協力します。
どう動けばヒットを打てるのか、どう筆を動かせばすばらしい字が書けるのか、いちいち頭で考えなくても、体自らが勝手にそのように動いてくれるようです。
実際には本人の意思で動作することでも、何かに動かされている、何かに導かれているという感覚のなかで、その動作が勝手に起こっているという感じになるそうです。
これがイチロウレベルの特色!
世間では、あまり努力をしなくても成功してしまう人のことを天才とか、運が良い人だと言います。
この運とは何を言うのでしょうか?
せっかくのチャンスですから、イチロウレベルから考えてみたいと思います。
イチロウレベルにいる人達に共通することは、自からそんなに一生懸命に何かをしなくても(気負いがないという意味)、思うことは何でも、自然に成り立ってしまうということが起こります。
それは、健康レベルが高まると自然と同調しやすくなりますから、その人が思うことは皆、自然の理になっていることとなり、自然の理に適っている内容はただ時間の流れの中で実現してゆくことばかりですから、物事が自然がうまく運んでしまうという感じになるようです。
ビジネスでもスポーツでも何でも、成功の秘訣は健康感覚を磨き、イチロウレベルに立つことからです。心の中で思うことはすべて、体の各臓器が協力し、周りの人達が協力し、大自然が協力し、大宇宙の意識が協力し・・・ 自分ではほとんど何もしていないのに事が成り立ってしまったという感じの中で暮らせるようになりましょう。 イチロウレベルとは実にうまくできていますよね。
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