物事の成り立ちを説明する のにおもしろい言葉があります。
因縁という言葉です。
おもに宗教的な意味合いで使われているようですが、その語源は必ずしも宗教とは関係なさそうです。
また、「あの人は因縁のきつい人だ」と表現する人がいるように、因縁という言葉は良くないことの代名詞となってしまいましたが、本来はそうでないということも知ってください。
では、因縁という言葉について考えてゆきましょう。
文字を見ていただければすぐにお分かりのように、因縁とは、「因」という字と「縁」という字の二つの漢字から成り立っています。
「因」と「縁」ですね。
因という字は大という文字が囲いの中に入っています。
大とはすべて(宇宙全体)を意味するようですが、囲いの中にすべてが詰まっているということですから、すなわち、宇宙の源、物事の根元ということになります。
それに対して、縁という字の持つ意味合いは、原因を助けて結果を生じさせる作用があるもの、今流に言えば「きっかけ」に当たるものです。
物事が生じるためには、因だけでもダメ、縁だけでもダメ、因と縁が協力しあって、始めて結果が出るということになります。
植物ではありませんが、種(原因)だけが存在していても芽が出ないということになります。
種が土に撒かれ、適度の水と温度と、さらにいくつかの縁(きっかけ=条件)が重ならないと、種は芽を出すことができません。
このように、すべての現象は、この因と縁との二つの組み合わせによって成り立っています。
いま最も恐れられている病気の一つガンでさえ、先程の因と縁との関係を軸としてガンという病気が成り立ちます。
その辺をもっと詳しく見てゆきましょう。
たとえば、肺ガンはタバコが原因といわれますが・・・
- 一般的には、タバコを吸わない人よりもタバコを吸っている人の方が肺ガンになりやすいようです。ですから、タバコと肺ガンとの関連性を否定できませんが、それでも、タバコを吸う人すべてが肺ガンになるわけでもありませんし、肺ガンの種(因)を持ち合わせていない人は、たとえ、タバコを吸っていても肺ガンにはならないと言えるでしょうから、その点からすると、タバコは肺ガンの因ではなくて、縁の部分に相当するということが分かります。
では次に、大腸ガンについてですが・・・
- 大腸ガンになる人の90%の人が便秘症だという結果報告さえあるようですから、大腸ガンと便秘との関連性を否定はできません。しかし、長期の便秘症の人が必ずしも大腸ガンになるということでもありませんから、便秘が大腸ガンの根本原因とは言い切れないようです。先程の観点からすると、便秘症も大腸ガンの縁に当たるようです。
- その様に考えると、肺ガンも大腸ガンも、今まで原因と考えられたことが、実は、因の部分ではなくて縁の領域であったという事になります。
ガンの原因って何でしょうね?
最近になり、ガンは 遺伝子病 だということが分かってきました。
遺伝子といえば生命活動を示唆する根元的情報を一挙に引き受けている最も大切な中枢機関ですから、「そこに問題あり」ということになれば、生命活動は遺伝子の情報通りに進行しますから、もしも良からぬ情報が遺伝子に組み込まれているとしたら、それはそれは大変なことになるわけです。
「そうか、ガンになってしまう原因は、ガンの遺伝子を所持してことだったのか・・・」ということで、一応、うなづけてしまうようです。
でも、よくよく考えてみますと、それでは、なぜ、ガンの遺伝子なるものが、私たちの身の回りに存在するのでしょうか?
元々、ガンの遺伝子なるものが人類誕生以来、ずっと、ずっと、私たち人に付きまとってきたのでしょうか?
もしそうだとすると、大宇宙の大いなる意識(神)が人間を創造した時点で、人がガンになることを運命付けていたということにもなり、神の意志そのものが、ガンの根本原因ということになりますが、果たしてそうなのでしょうか?
この世的に見ても、残念ながら今のところ、最新の現代医学をもってしても「なぜガン遺伝子が存在するのか」は、未だ分からないようです。
1度もガンの経験のない私が生意気なことを言うようで恐縮ですが、ガンになるにはガンになるなりの何かしらの根本原因が、必ず、ガンになられた患者さんの内側に存在すると考えられます。
ですから、再発する危険性のまったくない状態、つまり、ガン体質から完全に抜け出すには、ガンの根本原因に気づくことが最優先されます。
ただ、何に気づけば良いのかは人によりまちまちであり、その回答を見つけるのは容易なことではありません。
もし仮に、いま、あなたがガンを病んでいるということであれば、ガンになったことにより何かに気づかなければならない点が、今現在のあなた自身に直面していると考えてみてはどうでしょうか。
大宇宙にはすべての現象を寸分の狂いもなく、一秒の狂いもなく成り立たせている秩序があります。
すべての現象は偶然ではなく必然的に成り立ちます。
その世の中に私たちの一人ひとりが暮らしていて、そして、誰もが必ずそうなるという状況下でもない中で、あえてあなたが他の病気ではなくガンという病気を病んでいるというこの事実は、「あなたがガンだからこそ学べる何かがあるのだ!」という考え方はどうでしょうか?
いまのあなたにとって、あなた自身が受け取らなければならない宇宙からのメッセージが、他の病気からではなくて、ガンをきっかけとしてあなたの元へ訪れています。
そう考えると、いまこそ、チャンスです。
自分の病気、ガンを前向きに捉え、大きな大きな大宇宙からのメッセージを肌身に感じてみては如何でしょうか?
大宇宙からのメッセージが真に理解されると、そのメッセージはすでに不要なものとなります。
もう、二度と同じ内容のメッセージ(ガンという病気)があなたの元へ訪れることはありません。
手術をして1度は良くなったけど、再発するということもありません。
完全にガン病の終局です。
今まで、ガンという病気を対象に話を進めて参りましたが、もし仮に、あなたが別の病で悩んでいるとしたら、または、別の問題でお悩みの場合だとしたら、その問題点をここで紹介した「ガン病」と入れ替えて考えてみても良さそうです。
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