私事で恐縮ですが、最近、ある方のご縁により、乳ガンの患者さんと多く接することとなりました。中心的に活動している方が吉田さんというある学校の先生ですが、その方が以前、乳ガンになり、そして退院後「元気通信」という個人新聞の製作、配送を始めました。このページは、その場への私の投稿文のご紹介となります。
元気通信の方との交流が盛んになり、そのような関係から、最近、おもしろ健康情報発信基地にガンの内容が多くなった次第です。
以下の内容は、私が元気通信宛に、投稿させていただいた手紙です。 そのまま載せます。
元気通信のお仲間の皆々様へ
はじめて、お便りさせていただきます。中濱潤子さん、吉田詩子さんより、以前、ご紹介いただきました小野賢一と申します。ただいま40才、群馬県沼田市内で癒しクリエーションを経営し、東洋医学的立場から活動しています。
先日、吉田さんより元気通信を創刊号からすべてお送りいただき、拝見させていただきました。自分の知らないところで自分の事がこのような形で紹介されていたのには驚きましたが、悪いことをして渦中の人となったのではありませんから、むしろ、感謝しています。ただ、「世の中、悪いことはできないな〜」と、つくづく思い知りました。
6月より9月現在までの間に、中濱さん宅で20余名の元気通信のお仲間の皆様とお会いさせていただきました。生まれつき小心者の私なので、感じたことを素直に、その場でお会いした一人ひとりの方に向かって、目と目を見合わせてお話しすることができませんでした。でも、いま、この場をお借りして「嫌われてもいいから本音を・・・」と、そう思って投稿させていただきます。
これを読んでいただく中で、嫌な気分になられる方がいらっしゃるかもしれません。また、「実際にガンの体験もないあなたに何が分かるのですか!」と、お叱りを受けるのも覚悟しています。それに、誰にでも受け入れていただけるような内容ではないということもわきまえているつもりです。
それでも、1人でも多くの方に、私が感じたことをお伝えしたいと思い、ご迷惑を承知の上でお話しさせていただくことにしました。不愉快な点が多々あることを始めにお詫び申し上げます。申し訳ありません。
中濱邸で一人ひとりの身体を診せていただき、「すごい事が起きたんだな〜」と痛切に感じました。その方ご自身の身体にガン細胞が発生したという「その驚くべき事実」よりも、むしろ、ガン細胞を死滅させようとの試みから、その方の身体内ですさまじき戦いが繰り広げられたという、その傷跡の深さに、ただただ驚きを隠しきれませんでした。
病院での治療を終えて数ヶ月から、人によっては1年以上も経過しているにも係わらず、身体のあちこちで今でも不調が続いたり、一つひとつの正常な肉体細胞が、現時点でも、人の思惑的行為に対してすごく怯えているように感じました。一人ひとりの身体に触れさせていただきながら細胞達に・・・
「もう大丈夫だよ。何もしないから・・・」
「怖がることなんか何もないから、安心してよ」
「これからは、きっと安らかに暮らせるから、だから、心おきなく休んでくださいね」
と、そんな風に語りました。
そんな会話を受け入れてくれた身体の持ち主さんからは、「とにかく、眠くて、眠くて、しかたがないよ」という声も聞かれ、今現在、寝ること、休むことに集中しているみたいです。充分な休息をとることで、一日も早い復活を心より願っています。
科学技術を駆使した治療により、ガン細胞が消えたことは価値あることだと思います。ただ、そのガン細胞が消えるために、傷付いてしまった身体の事を考えると、とても悲しい思いになりました。犠牲を伴わない医療が一日も早くこの世の中に確立されて欲しいと切に願います。
ネガティブな表現で申し訳ありませんが、すでに戦闘が終わり、廃墟と化したコソボという町で、やり場のない不安と怒りを抱え続けながら暮らしている住民の姿(テレビ画面より)を、正常細胞の一つひとつに垣間見たような気がします。
私たちを取り巻く宇宙には秩序があります。海の水が水蒸気となり、そして、雲となり、雨が降って、川となり、再び海へ帰ってゆくという循環のサイクルの中で、いつでも水そのものが神聖さを保っているように、一つひとつのことがすべてうまく運ぶような計りしれない大いなる力が働くようです。そこには紙切れ一枚が入り込む隙間のない程に、寸分の狂いもなく、精妙に、精巧に、且つ、必然的に、すべての事が起こります。これが宇宙の秩序です。
ただ、残念なことに、いや、幸せなことに、宇宙の秩序の中に「戦う」という概念は存在しないようです。他と争うという意識もありません。もちろん、他を圧する、他を制するという思いや行為も、そこからは当然生まれてきません。
お互いが、皆、ただ仲良く、調和し合う。これだけのようです。
先日、あるテレビ番組で興味深い内容が放送されたそうです。私の友達がそれを見て、その話してくれました。あるガン患者さんのお話です。その方には8センチ程のしこりが出来たそうです。どこに? は聞き忘れてしまいましたが、そのしこりに名前を付けられたそうです。ポコッと盛り上がっているから「ポコちゃん」だそうです。何とも愉快な名前を付けられました。
そして、朝、目覚めたら「ポコちゃん、おはよう」 夜寝るときは「ポコちゃん、おやすみ」・・・と、その時々に語りかけたそうです。友達感覚でのおつき合いが始まったわけですね。そんなことをしているうちに、そのしこりが2センチ位まで小さくなったそうです。(テレビ出演当時)手術はしていなとの事でした。そのとき番組に携わる芸能人達は「何とも不可解な話だな〜」というような怪訝な顔をしていたそうですが・・
その話を聞かせてもらった私は、その方の意識が、ガン細胞と戦うという次元とはまったくかけ離れた調和の世界に「在る」ように感じました。素晴らしい方だな〜と、心から感動しました。
ガンともお友達になってしまうような、その感覚こそが、自らの「しこり」を自然に小さくさせた要因だと思います。この世的には病気になるとその病気に勝つために・・・と、闘病生活を強いられますが、
できることならこの方のように、戦うのではなく、調和を目指していただければ何よりです。その中で、奇跡は必ず起こるものだと確信しています。ありがとうございます。
「そんなことを言われたって、いまさらガン細胞と仲良く調和なんて出来るわけないじゃないか!」と、これまたお叱りのお言葉をいただくことになると覚悟しています。しかし、今の私には、大自然そのものが「あなたが憎らしくて憎らしくてたまらないから、あなたにガン細胞を押しつけた!」とは思えないのです。すみません。
また、お叱り受けると思いますが、ガンになられた一人ひとりの皆様が、みんな、みんな、大いなる大宇宙の意識(ある人は天とか神とも呼ぶ)に大きく包まれ、そして、愛されているとしか感じられないのです。すみません。
こんな風に感じてしまう私をお許しいただければ幸いですが、なぜ、ガン細胞があなたの元へ訪れたのか? 最終的にはそこへの理解がガンという病いに終止符を打つ決め手となるように思えます。
ガン細胞は宇宙からのメッセージを伝えにやって来た大切な使者であるようにも感じています。その大切な使者からのメッセージを1人でも多くの方に受けとめていただければ幸いと、気功治療なるものを施させていただいておりますが、正直のところ、「気功で病気を治すんだ!」という意識は私の中にはありません。その点が他の気功師の方との相違点ですが、私としては身も心も気に満たされていただく中で、宇宙からのメッセージへの気づきに至っていただければ何よりだと思っています。これが私の本音でございます。
深い気づきは、その人自身がエネルギーに満たされたときに起こります。ものの「真意」を見極めるには深い洞察力、観察力が必要ですが、真っ暗闇では手元すら何も見えないように、エネルギー不足ではその人自身の内側に光明は生じません。気(エネルギー)に満たされること、すなわち、光だからです。(この続きはまたの機会にでも)
戦うという概念からは、良きものは何も生まれません。憎しみだけが残ります。そして、両者とも傷つき、そこには犠牲だけが無惨にも残ります。戦いにより押し潰された側からすると、「あのやろう、いつか見ていろよ!」という、険悪な気持ちになってもしかたがないのかもしれません。
過去に完全制覇出来た。とまで叫ばれた「結核」という病が、最近、再び猛威を振い、私たちの前にその姿を現しました。今まで有効であったはずの薬が効かなくなってしまったようです。このことに対してもへそ曲がりの私は「ああ、本当に良かったな〜」としみじみと思えました。「争い、戦いからは何も生まれないのだよ!」という、天からの尊い声のように聞こえたからです。
人はガン細胞の横行により命を失うのではなく、自らの「争い」「戦い」「制御」「制圧」というような不自然な意識活動から、自ら崩れ去ってしまうような気がします。
ガン細胞そのものは始めから、私たち人と争うために、また、人類を敵に回して勝利を謳歌するために、この世にやって来たのではありませんし、自然と調和する生き方をしてゆく中で、ガンとは縁のない自分自身になってゆかれるのではないでしょうか?
もう二度と、あなたの大切な身体が再び戦場と化すことなく、調和の世界、極楽浄土となりますように、心より祈り申し上げます。皆様の事情を察することなく、生意気なことを勝手気ままにぬけぬけと申し上げたことに深くお詫び申し上げます。最後までおつき合いいただき、ありがとうございました。
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